Capital.com、Q2取引量1.13兆ドル 金CFDが42%占める
Capital.comの2026年Q2取引量は1.13兆ドル。金CFDへの集中、取引回数減、損切り利用増から海外FX・CFDブローカー選びの安全性を読み解きます。
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概要:Capital.comの2026年Q2取引量は1.13兆ドル。金CFDへの集中、取引回数減、損切り利用増から海外FX・CFDブローカー選びの安全性を読み解きます。

Capital.comが発表した2026年4〜6月期の顧客取引量は1兆1,300億ドルでした。
前四半期の1兆2,700億ドルからは減少したものの、依然として大規模な取引水準を維持しています。特に注目されるのは、取引回数が前四半期比23.2%減の3,490万件となった一方、1回あたりの平均取引額は16.0%増の3万2,418ドルに拡大した点です。単純に取引意欲が後退したというより、より少ない回数で大きなポジションを取る傾向が強まった可能性があります。

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商品別では、金が全体の42.4%を占め、最も取引量の多い市場となりました。ただし、2026年1月には金の比率が59%に達していたため、Q2は金への集中がやや和らいだ形です。
四半期の流れを見ると、4月はホルムズ海峡をめぐる混乱を背景に、エネルギーや貴金属への取引が集中しました。5月には中東情勢の緊張緩和と株式市場の上昇を受け、テクノロジー株指数や主要株価指数へ取引が移動しました。同月の取引量は3,694億ドルで、四半期中では最も低い水準でした。6月には金価格が1オンス4,000ドル近辺まで調整する一方、米利上げ観測や株式市場の値動きが意識され、指数CFDの取引も活発化しました。
金に次いで取引が多かったのはUS Tech 100で、全体の25.9%を占めました。続いてWTI原油が7.0%、Dow Jones 30が4.8%、DAX 40が4.0%となりました。金・原油・株価指数が上位を占めており、地政学リスクと株式市場の変動が個人投資家の取引動向を大きく左右したことがうかがえます。
地域別では、中東が全体の57.2%を占め、最大の市場となりました。同地域では金が取引量の49.9%を占め、全体平均を上回っています。金やエネルギー商品への関心が高いという地域特性が、取引データにも表れています。
一方、欧州は全体の21.7%を占めました。欧州内ではドイツ、イタリア、オランダ、フランス、ポーランドの取引が目立ちました。英国ではUS Tech 100が取引量の40.0%を占め、金は13.8%にとどまっています。地域によって、金を中心に見る市場と、株価指数を中心に見る市場の違いが鮮明になりました。
リスク管理面では、ストップロス注文を設定したポジションの割合が26.6%となり、前四半期の22.4%から上昇しました。欧州主要市場ではスウェーデンが32.0%、オランダが31.2%、ドイツが29.3%、イタリアが29.1%と、全体平均を上回りました。
ただし、ストップロスは損失を必ず限定できる仕組みではありません。相場急変時には指定価格からずれて約定する可能性があり、CFD取引ではレバレッジによって損失が急拡大するリスクもあります。取引量の多さや評判だけでFX業者・CFDブローカーを判断するのではなく、ライセンス、金融規制、出金条件、手数料体系、顧客保護制度を確認することが重要です。
今回のデータは、個人投資家が金や株価指数など変動の大きい市場に強く反応していることを示しています。同時に、海外FXやCFD取引では、市場選び以上にブローカーの安全性とリスク管理の徹底が欠かせないことを改めて浮き彫りにしているといえます。
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